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カートに入れたまま、決済ボタンの手前で指が止まる。
開いているタブはどれも「THE MAKURAは怪しくありません」で終わっていて、そのそろい方が、かえって引っかかる。
調べた範囲では、販売業者名も所在地も電話番号も返品の条件も、すべて公開されていることを確認できました。販売元は東京都豊島区の株式会社キュアレです。
ただし「怪しい」と言われる理由には、事実で答えられるものと、公式に記載が見つからず答えられないものの両方がありました
「怪しい」と言われる中身

漠然とした不信は、そのままでは判断できません。
何が引っかかっているのかを7つに分けて、ひとつずつ調べました。★は公式の記載で答えが出たもの、▲は公式を探しても記載が見つからなかったものです。
| 疑いの中身 | 調べた結果 | 判定 |
|---|---|---|
| 売っている会社は実在するのか | 株式会社キュアレ。所在地・電話番号・代表者名が公開されている | ★ |
| 販売元の社名がサイトごとに違う | 2021年6月22日の事業譲渡が理由。ただし現在の販売業者へ移った経緯は公式で確認できず | ▲ |
| 「特許取得」と書いてあるのに番号がない | 公式に取得の記載はあるが、番号の記載は見つからなかった | ▲ |
| レビュー記事がどれも同じようにほめている | 上位のほぼ全部が広告を含むレビュー。当サイトも同じ立場 | ★ |
| 4万円なのに試せない・返せない | 自己都合の返品はお断りと公式に記載あり | ★ |
| 価格が時期によって違って見える | 2023年3月1日に33,000円から改定された履歴がある | ★ |
| 買う前に現物を確かめる方法が分からない | 公式に、全国の取扱店で体験できるという案内がある | ★ |
7つのうち5つは事実で片づきます。残る2つは、この記事でも片づきませんでした。
先にそれを出しておきます。太鼓判を押されたいのではなく、答えられないところを答えられないと言ってほしくて検索した人に向けて書いているからです。
キュアレという会社は、どこにある?
社名は株式会社キュアレ(CURERE Co.,Ltd.)。
住所は東京都豊島区東池袋3-5-7 ユニオンビルヂング201。設立は2010年12月1日、資本金は100万円、代表取締役は筒井達也氏。公式の会社概要には従業員7名(2021年11月時点の記載)とあります。
特定商取引法にもとづく表記では、販売業者が株式会社キュアレ【CURE:RE(キュアレ)ブランド事業部】、運営責任者は筒井達也氏、電話番号は03-5985-4480。商品ページ側の問い合わせ窓口は0120-24-7190で、受付時間は12:00から17:00、土日祝は休みです。
ただ、小さいことと怪しいことは別の話です。住所も代表者名も固定電話も公開されている。
【なぜ?】販売元の名前が3つ出てくる

調べると社名が3つ出てきます。株式会社クワトロハート、株式会社キュアレ、株式会社TMコンサルティング。名前が定まらない商品は怪しい、と感じるのは自然です。
| 時期 | 出来事 |
|---|---|
| 2021年6月まで | 販売元は株式会社クワトロハート(埼玉県さいたま市南区) |
| 2021年6月22日 | 事業譲渡。譲渡先は株式会社TMコンサルティング(大阪府大阪市西成区) |
| 現在 | 特定商取引法上の販売業者は株式会社キュアレ(設立2010年12月1日) |
事業譲渡は公式に告知されています。譲渡のお知らせには、今までのサービスやサポート体制に変更があるわけではない、という説明が載っています。
ひそかに看板を掛け替えたのではなく、告知を出したうえで移りました。
現在の販売業者は株式会社キュアレです。
いま読んでいるレビュー記事が「クワトロハート」のままな理由
譲渡から4年以上が過ぎましたが、ネット上のレビュー記事には「販売元=株式会社クワトロハート」と書いたまま更新されていないページが今も複数あります。
「特許取得」と書いてあるのに、番号が見つかりません
ここからが、答えが出なかった話です。公式は「特許取得」「意匠登録取得」と記載しています。ところが、特許番号と意匠登録番号そのものは、公式サイトにもカートページにも、上位のレビュー記事にも見当たりませんでした。
どれも同じようにほめるレビュー記事は、鵜呑みにできません
「THE MAKURA 口コミ」で検索した人の本当の不満は単純で、全部ほめているから判断材料にならない、ということです。10ページ読んで賛成が10なら、賛成の数に意味がなくなります。
このキーワードで上位に出てくるページは、ほぼ全部が広告を含むレビューメディアです。書き手には、紹介した商品が売れると報酬が入る仕組みがあります。
価格が調べるたびに違って見えるのは、改定があったからです
検索すると33,000円と39,600円の両方が出てきます。現在の価格は39,600円(税込・送料込)で、枕カバーが付きます。2023年3月1日に33,000円から改定されました。
原材料の高騰が理由だと公式に記載があります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 価格 | 39,600円(税込・送料込) |
| 付属 | 枕カバー1枚 |
| サイズ・重さ | W58cm×D38.5cm×5cm/約1900g |
| 自己都合の返品 | 不可(公式に記載) |
| 不良・破損・商品違い | 到着後7日以内に連絡 |
| 問い合わせ | 0120-24-7190(12:00〜17:00・土日祝休) |
| 納期 | 公式の商品ページで確認 |
価格とキャンペーンは動きます。
“特許取得・整体枕”!【Cure:Re THE MAKURA】
リンク先は公式サイトです。いま表示されている金額とキャンペーンの有無を、自分の目で確かめてください。
返品前提では買えない商品です
公式の特定商取引法にもとづく表記には、お客様都合のご返品はお断りしております、クーリングオフは原則適用されません、と書かれています。
通信販売にクーリング・オフの制度はありません。ただし特定商取引法には、商品の引渡日から8日以内なら申し込みの撤回や解除ができるという返品の制度があります。
この制度には例外があって、販売業者が広告に返品特約(返品不可など)を明示している場合は、そちらが優先されます。キュアレはお客様都合の返品はお断りと明示しているので、この例外にあたります。
対応してもらえるのは、汚損・破損・商品違いの場合です。商品到着後7日以内に連絡すれば、送料は販売者負担で交換または返品となります。
ここまで分かったうえで、買う人と見送る人

販売元と特商法の表記が確認できれば足りる。番号が非公開でも構わない。返品できない前提を受け入れられる。この3つにうなずけるなら、買ってもいいかなと納得できるかもしれません。
安い代わりの選択肢を見ておきたい人は、価格帯の違う枕との線引きを整理した記事があります。
よくある質問
Q1|販売元はクワトロハートではないのですか。
2021年6月22日の事業譲渡より前は、そのとおりでした。現在の特定商取引法上の販売業者は株式会社キュアレです。譲渡前の社名を載せたまま更新されていないページが、今も複数あります。
Q2|特許番号はどこで確認できますか。
公式サイトでは番号の記載を確認できませんでした。自分で調べるならJ-PlatPat(特許情報プラットフォーム)で出願人名から検索する方法があります。譲渡前の出願なら古い社名で登録されている可能性があるので、「キュアレ」と「クワトロハート」の両方を試すのが早道です。手っ取り早いのは0120-24-7190への電話です。
Q3|THE MAKURAは自己都合で返品できますか。
できません。お客様都合の返品はお断りと公式に記載があります。汚損・破損・商品違いのみ、到着後7日以内の連絡で対応されます。条件の詳細は別記事にまとめています。(内部リンク:themakura-henpin-hosho)
Q4|33,000円と書いてあるページを見ました。どちらが正しいですか。
現在は39,600円です。2023年3月1日に改定されました。33,000円と書かれたページは、改定前のまま残っているものです。最新の価格は公式サイトでご確認ください。
Q5|キュアレの問い合わせ先と受付時間を教えてください。
特商法表記に記載の電話番号は03-5985-4480、商品ページ側の窓口は0120-24-7190です。0120-24-7190の受付は12:00から17:00、土日祝は休みと公式に記載があります。
