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届いた箱を開けて、その晩さっそく頭をのせてみる。思っていたより段があって、首のあたりが落ち着かない。二晩目も同じでした。三晩目には、前まで使っていた枕がベッドの端に戻っている。
値段のことを考えると、なんだか損をした気分になります。これ、うちには合わなかったのかもしれない。
ただ、合わなかったのではなく、置き方を直さないまま3日で判断していることのほうが多いのです。
段のある枕は、平らな枕と当て方がまったく違います。ここを知らずに使うと、良し悪し以前の話で終わります。この記事では、最初の3日にやることだけを順番に書きます。
最初の3日で「合わない」と決めてしまう人が多い
枕を替えた直後、頭と首は前の枕の高さを覚えています。10年同じ枕で寝てきた人なら、その形が体の基準になっています。
そこへ段のある枕を入れると、初日は必ず違和感が出ます。これは失敗ではなく、置き場所を探している状態です。問題は、この違和感を「合わない証拠」と受け取って、位置も高さも直さないまま元へ戻してしまうことです。
1日目は、位置探しで終わっていい
初日にやることは、寝ることではなく、当てる位置を確かめることです。夜でなくて構いません。明るいうちに、5分ほど横になって位置を見ます。
このとき、高さを変えようとしないでください。中材を抜くのも、タオルを足すのも初日の作業ではありません。あとで書く「くぼみと耳」の合わせ方だけを覚えれば十分です。
2日目は、置き方を直す日
朝起きたとき、枕がどこにあるかを見てください。頭の上に抜けているのか、肩から離れているのか。ずれ方に癖が出ます。
肩から離れているなら、入れ方が浅い。頭の上に抜けているなら、位置が高すぎるところから始めています。2日目は、この置き方だけを直します。ここまでで高さには触りません。
3日目に、高さを触るかどうかを決める
置き方をそろえたうえで、まだ頭が持ち上がりすぎていると感じるなら、そこで初めて高さの話になります。
逆に、置き方を直したら気にならなくなった、という人もいます。順番を守ると、余計な調整をしなくて済みます。3日目は「決める日」ではなく「切り分ける日」です。ここで見切りをつけるには早すぎます。
置く位置で9割が決まる。頭ではなく、耳から合わせる

THE MAKURAは、広告主によると特許を取得した3段構造の枕です。山とくぼみが並んでいて、段差で頭と首を分けて支える設計になっています。
この形は、頭をどこにのせるかで結果が変わります。平らな枕のように「まん中に頭をのせる」では合いません。
公式サイトの使い方ページでは、細い山が肩、大きい山が頭を支える、と案内されています。そのうえで、合わせ方の目安が2つ書かれています。
1つ目のくぼみを、耳のあたりに合わせる
上から1つ目のくぼみが、耳の穴から耳たぶのあたりに来る位置。ここが基準です。
頭のてっぺんでも、後頭部のまん中でもありません。耳を目印にすると、毎晩ほぼ同じ位置に戻せます。暗い寝室でも、手で触れば分かります。
肩は「深めに入れる」が正解
もう1つは、2つ目のくぼみの下にある小さい山を、肩から背中までしっかり入れること。公式サイトの表現では、結構深めに入れる、とされています。
ここが浅いと、首の下に隙間ができます。段のある枕を使っているのに、平らな枕と変わらない当たり方になってしまいます。
「思ったより奥まで入れる」くらいでちょうどいい。多くの人は遠慮して浅く置いています。詳しい当て方は、CURE:RE公式サイト「THE MAKURAの正しい使い方」に図つきで載っています。
枕の向きは、気にしなくていい
公式サイトによると、枕の上下(左右の向き)は特にありません。好きな向きで使えます。向きで悩むより、耳の位置と肩の入れ方を確かめるほうが早い。ここは迷わなくて大丈夫です。
構造そのものについては、THE MAKURAの3段構造とはで、段がどう分かれているかを整理しています。
しっくりこないとき、見る順番は決まっています
合わない気がするとき、多くの人はいきなり高さを変えようとします。順番を間違えると、直したつもりが遠回りになります。
| 順番 | 見るところ | 直し方 |
|---|---|---|
| 1 | 当てる位置 | くぼみを耳に、小さい山を肩の奥まで |
| 2 | 寝床の沈み方 | ベッドか敷布団か。柔らかいほど枕は高く感じる |
| 3 | 枕カバーの厚み | 厚手をやめて、薄手か伸びるものに替える |
| 4 | 枕そのものの高さ | 公式の手順で中材を抜く |
1から3までは、お金がかからず、いつでも元に戻せます。4だけが後戻りしにくい作業です。だから4は最後。ここを先にやってしまうと、何が効いたのか分からなくなります。
高さを足したいとき、タオルを上に重ねてはいけません
平らな枕なら、下にタオルを敷いて高さを足し、中身を抜いて下げる。これが定番の調整です。
枕の高さの測り方や、タオルでの足し引きは、枕の高さの測り方のほうで手順を書いています。平らな枕を使っている方は、そちらが役に立ちます。
ただし、段のある枕にタオルを重ねると、くぼみが埋まって設計が消えます。
せっかく段差で頭と首を分けている枕に、平らな布をかぶせてしまうわけです。これでは、高い枕を買った意味がなくなります。
どうしても足したいときは、枕の下へ
寝床が硬くて、全体をわずかに持ち上げたい。そういう場面はあります。その場合は、枕の上ではなく下に薄いタオルを敷きます。形はそのまま、全体の高さだけが変わります。
山の間に詰める足し方は避けてください。段の位置が動いてしまいます。
高いと感じたら、公式の手順で中材を抜く
置き方をそろえて、寝床もカバーも見直した。それでも頭が持ち上がりすぎている。ここまで来て、初めて高さの調整に入ります。
2021年2月以降に販売されたモデルは、枕の裏側に3つのファスナーが付いています。ここから中のエラストパイプを取り出せます。量を減らすことで高さが下がります。
| 手順 | やること | 注意 |
|---|---|---|
| 1 | 抜くのは1段目(頭をのせる部分)だけ | 肩側の段には触らない |
| 2 | 紙コップ1杯(約40g)ずつ抜く | 一度に大量に抜かない |
| 3 | 抜いたら数日使ってみる | その晩だけで判断しない |
| 4 | 抜いた中材は袋に取っておく | 捨てると戻せなくなる |
大事なのは、公式サイトが「基本的にはお届け時がベストな状態」「安易な中材調整は控えるように」と案内している点です。抜けるからといって、初日から触るものではありません。
抜き方の詳しい目安はCURE:RE公式サイトの中材調整の解説にあります。商品に同梱されている取扱説明書にも書かれています。最新の内容は公式でご確認ください。
抜きすぎたと思ったら、戻す
中材は、入れ直せます。だから紙コップ1杯ずつなのです。
2杯、3杯とまとめて抜いてから「下げすぎた」と気づくと、どこが良かったのか分からなくなります。1杯ごとに数日おく。面倒でも、これがいちばん近道です。
いま販売されているモデルと同梱物は、写真で確かめられます。“特許取得・整体枕”!【Cure:Re THE MAKURA】の公式サイトをご覧ください。
仰向けと横向きで、置く位置は変わります

一晩じゅう同じ姿勢で寝る人は、そう多くありません。仰向けで寝入って、途中から横向きになる。この人がいちばん多いはずです。
| 寝姿勢 | 合わせ方 | つまずきやすい点 |
|---|---|---|
| 仰向け | 後頭部を大きい山に。1つ目のくぼみを耳の位置へ | 肩の入れ方が浅く、首の下に隙間ができる |
| 横向き | 肩幅のぶん高さが要る。肩を山の手前に落とす | 肩を山に押し当てて、頭が持ち上がりすぎる |
| 寝返りが多い | まず仰向けで位置を決め、そこを基準にする | 毎回置き直そうとして眠れなくなる |
横向きのときは、肩そのものを山に乗せないこと。肩は山の手前に落として、頭だけを支えてもらう形です。寝姿勢ごとの考え方は、横向きで寝る人の枕の選び方と仰向けで寝る人の枕の選び方にまとめています。
ベッドと敷布団では、同じ枕でも別物になります
見落とされやすいのが、枕の下にあるものです。柔らかいマットレスでは、肩と背中が沈みます。枕は沈まないので、相対的に頭が高い位置に残ります。
同じ枕なのに「高い」と感じるのは、これが理由です。硬めの敷布団では、体が沈みません。枕の高さがそのまま出ます。
| 寝床 | 起きること | 合わせ方 |
|---|---|---|
| 柔らかいマットレス | 肩が沈み、枕が高く感じる | 肩をより深く入れる。それでも高ければ中材を1杯 |
| 硬めのマットレス | 枕の高さがそのまま出る | お届け時のままで合いやすい |
| 敷布団(畳・床) | 沈みが少なく、肩の入り方が浅くなりやすい | 入れる深さを意識して確かめる |
寝床を替えた日は、位置合わせをもう一度やり直してください。帰省先や旅行先で感じが違うのは、枕のせいではありません。
枕カバーの厚みが、段差を埋めてしまう
もう1つ、静かに結果を変えているのがカバーです。
厚手のパイル地をかけたり、タオルを巻いたりすると、くぼみが浅くなります。山とくぼみの差が小さくなって、当たり方が平らな枕に近づきます。
選ぶなら、薄手のもの、あるいは伸びる生地のもの。専用カバーが用意されているかどうかは、購入前に確かめておくと安心です。
カバーの選び方そのものは、枕カバーの選び方で、寸法と形式から整理しています。
ずっと乗せ続けないと意味がない、わけではありません
ここは誤解している人が多いところです。
公式サイトの使い方ページでは、使用時間の目安として5分前後が案内されています。そのあとはそのまま就寝時の枕として使っても構いません。普段の枕のほうが馴染むなら、そちらに戻してもよいとされています。
初日から一晩じゅう我慢して乗せ続ける必要はありません。
ここを知らずに「朝まで使わないと」と力むと、途中で目が覚めるたびに嫌になります。段のある枕をやめてしまう人の何割かは、この思い込みでつまずいています。
正直に言うと、向かないのはこの3タイプです

1. うつ伏せで寝る人
段のある枕は、仰向けと横向きを前提にした形です。うつ伏せでは顔の置き場がありません。
寝入るときだけうつ伏せ、という人はまだ使えます。ただ、一晩の大半をうつ伏せで過ごすなら、この形は素直に向きません。
2. 枕の上を動き回る人
置く位置が決まって初めて生きる設計です。朝までに枕が90度回っている、ベッドの端まで移動している。そういう寝方だと、位置が保てません。
この場合は、寝床の広さや掛け寝具のほうを先に見ると早いことがあります。
3. 明日から変わることを期待している人
これがいちばん多いタイプです。高い買い物をしたぶん、すぐに手ごたえが欲しくなる。
ただ、体は10年分の癖を持っています。置き方を覚えるだけでも数日かかります。2週間、同じ置き方で使い続けられない人には向きません。
裏を返せば、位置を守って2週間続けられる人なら、判断する材料はそろいます。合う合わないは、そのあとで決めれば十分です。
どこで見切りをつけるか。期限は気分ではなく制度で決まります
慣らす話をしてきましたが、いつまでも粘ればいいわけではありません。手を引く期限は、買う前に知っておく必要があります。
ここで大事なのは、通信販売にはクーリング・オフの制度がない、という点です。訪問販売とは扱いが違います。
消費者庁の説明では、返品できるかどうかは販売ページに書かれた返品特約によります。特約の表示がない場合は、商品を受け取った日から数えて8日以内なら、消費者の送料負担で返品できると定められています。
詳しくは消費者庁「特定商取引法ガイド・通信販売」に書かれています。
買ったあとに慌てて調べる話ではありません。買う前に販売ページの返品特約を読んでおく話です。条件・期間・費用の負担は、そこに書かれています。
そのうえで、ひとつだけ。返品できるから気軽に、という選び方はおすすめしません。返せる前提で買うと、置き方を直す前に手放してしまいます。
正規の買い方と、購入前に見ておくところは、THE MAKURAはどこで買う?にまとめました。
3日で戻してしまう人が、だいたいやっていること
- 初日から中材を抜いて、高さを変えている
- 枕の上にタオルを重ねて、くぼみを埋めている
- 肩の入れ方が浅く、首の下に隙間が空いたまま使っている
- 厚手のパイルカバーをかけて、段差を消している
- 前の枕をベッドの横に置いていて、夜中に無意識で戻している
- 寝る場所が日によって違う(ベッド、ソファ、床)
最後の1つは、地味に効きます。前の枕が手の届くところにあると、体は楽なほうへ戻ります。慣らす2週間だけは、押し入れにしまっておいてください。
ここから、2週間の進め方
| 時期 | やること |
|---|---|
| 1〜3日目 | 位置合わせだけ。くぼみを耳、小さい山を肩の奥へ。高さは触らない |
| 4〜7日目 | 寝床とカバーを見直す。厚手カバーなら薄手へ替える |
| 8〜10日目 | まだ高いと感じるなら、1段目の中材を紙コップ1杯だけ抜く |
| 11〜14日目 | その状態で使い続ける。もう1杯抜くかは、この期間の終わりに決める |
紙に書いて枕元に貼っておくくらいでちょうどいい。人は3日で忘れます。
よくある質問
段のある枕は、毎日使ったほうがいいですか
慣らす期間は、毎日同じ置き方で使うほうが分かりやすくなります。日をあけると、そのたびに位置探しからやり直しになるためです。
公式サイトでは、使い始めの目安として5分前後が案内され、そのあと普段の枕に戻しても構わないとされています。毎晩ずっと乗せ続けなければ意味がない、というものではありません。
枕が合っていないときは、どんなところに出ますか
分かりやすいのは、朝の枕の位置です。頭の上に抜けている、床に落ちている、肩から大きく離れている。このどれかが続くなら、高さか置き方が体に合っていません。
寝入るまでに何度も置き直している、というのも同じサインです。まずは位置、次に寝床とカバー、最後に高さ。この順で見てください。
中材を抜きすぎたときは、戻せますか
戻せます。だから抜いた中材は捨てず、袋に入れて取っておいてください。抜く量は紙コップ1杯(約40g)ずつで、抜いたら数日はそのまま使う。まとめて抜くと、どこが良かったのか分からなくなります。
家族と兼用できますか
公式サイトでは、子どもも通常使用で使えると案内されています。ただし、中材を抜いて高さを合わせた枕は、その人の体格に寄せた状態です。
体格差のある家族で1つを共有すると、せっかくの調整が合わなくなります。兼用するなら、中材は抜かずお届け時のままにしておくほうが無難です。
慣れるまで、どのくらいかかりますか
個人差はありますが、置き方を体が覚えるまでで3日から1週間ほど。判断するなら2週間は見ておくと、余計な後悔をしません。3日でやめてしまうと、位置を直した状態を一度も試さないまま終わることになります。
まとめ
- 1つ目のくぼみを耳の穴から耳たぶのあたりへ。小さい山は肩の奥まで深めに入れる
- 見る順番は、位置 → 寝床 → カバー → 高さ。高さは最後
- 段のある枕にタオルを重ねない。足すなら枕の下へ
- 高さを下げるなら1段目だけ、紙コップ1杯(約40g)ずつ。抜いた中材は取っておく
- 判断は2週間。ただし返品特約の期限は、買う前に読んでおく
枕を替えて最初の数日は、誰でも落ち着きません。そこで戻してしまうか、置き方を一度直してみるか。分かれ道はそこにあります。
2週間後、朝起きたときに枕がまだ肩のところにある。そのくらいの小さな変化から確かめてみてください。
段がどんな形で分かれているのかは、写真で見るのが早いです。いま販売されているモデルは“特許取得・整体枕”!【Cure:Re THE MAKURA】の公式サイトで確かめられます。

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